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同窓会 in 京王プラザホテル 
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今年も残すところあと2ケ月!
ホント、1年なんてあっという間に過ぎてしまいますね。

さて、10月には私が通っていた福岡女学院の同窓会東京支部創立100周年記念
のお祝いのパーティが京王プラザホテルで催されました。

出席した人は約400名、先生方も福岡からだけでなく、遠くアメリカからもお祝いに
駆けつけてくださいました。年齢は20代から90才までで、和服の方もチラホラいらっしゃい
ました。その中でも着物は地味なのにひときわオーラを発しているご婦人が・・・。
その方は、歌舞伎の松本幸四郎さんの奥様であり、松たかこさんのお母様<藤間紀子>
さんでした!

記念式典の後は、その藤間さんのトークショウ、パリ在住のピアニストの演奏、ヴァイオリン・
ピアノ・バンドネオンのトリオによるピアソラ、コーラスグループ二つと同窓生のアトラクションが
次々と披露されました。
テーブルには中華のお食事が運ばれ、お友達同士昔話に花が咲き、時の経つのも忘れるほどでした。

figia22.jpg おみやげは、福岡支部からのプレゼントで可愛い<フィギア>!

この可愛い制服は私も着ていた福岡女学院の制服です。
実は、日本で初めてセーラー服を制服に取り入れたのが、福岡女学院でした。(1921=大正10年)
宣教師エリザベス・リー校長先生は言葉の通じない生徒たちと早くお友達になりたいと考え、
スポーツをやることーテニスやバスケット等々ーを思いつかれました。案の定、
スポーツをやることを生徒たちはとても喜び、楽しみましたが、お母さん方からは苦情がきました。

その頃はみんな着物を着て学校に通っていたので、走り回ってスポーツをすれば、
汚れるだけでなく危険も伴いました。そこでひらめいたのが洋服を制服にすること!
お母さん方は、リー先生がアメリカから持ってこられていたセーラー服をとても気に入りましたので
このデザインで制服を作りたい!と思いました。が、その時代は仕立て屋さんも布も探すのが
たいへん!そこで、制服用のサージの生地はロンドンから取り寄せ、ストッキングは
ロスアンジェルスに注文、草履しかなかったので靴は先生のを真似して作ってもらったそうです。

同窓会で買った本<ミス・ダイアモンドとセーラー服>を帰りの電車の中で読みながら、
制服に歴史があったことを知り、高校時代のことを懐かしく思い出す秋の1日となりました。

♪さて、ムジカハウスNの<新春ファミリーコンサート’11>は1月30日に開催決定!
お友達同士やご家族で練習が始まりました。どんな出し物が!?出るのか今から
楽しみで~す  \(^0^)/

admin @ 12:31 AM

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